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今言っても大丈夫だろうが、失踪した元担当、涼宮ハルヒの担当でもあったのだけどな。迷惑のかけ方が凄い。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日あまりの大失敗に急いで電話して「これなんとかしないと誰かの首飛びますよ」と伝えたけど「今ハルヒの現場で~、あとでやります」と返答。「やっておきました」と返事が来るが嘘。そして自分がどう考えても首が飛ぶので、失踪という。たぶん元担当は担当作で調子に乗っていたのだろうな。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日私が「担当は逃げたし、これ誰が責任取るのですか?」と聞いたら、編集長と編集部が連絡拒否。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日
仕方ないので弁護士使って内容証明郵便。これは自分も危ないやつや、と編集長は別部署に逃げて、事業部長は関連他社に逃げた。問題は当時の社長の責任と重役会議にも達し、大事になったという寸法よ。私はさっさと辞めます、賠償金ください、で去る。が、ハルヒは残留で、株主総会で詰め寄られた会社が「今年はハルヒが出ますから大丈夫です!」と釈明する始末。もちろん出なかった。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日私は辞めるときに、もう最後だし編集長に「○○さんは、あなたが追いこんで死なせたんですよね?」と前々から推理していたことを聞いた。編集長は「それを僕に言わせる?w」と半笑いで肯定。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日
ご遺族が提訴していないか交渉があったのかは、あとは自分のことで精一杯で分からず。申し訳ない。精一杯だったのは、前にも言ったが、あの会社、昔は裏社会とつながり、接待もしていた。あるクリエイターが移籍しようとしたら、誘拐してホテルに監禁して翻意させた。暴対法以降は関係を切っただろうが、あの時期は、誘拐その他が怖くて車道側を歩かず、背後に気をつけていた。今でも癖は抜けない。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日起きた。オチをつけておくなら、当時イラク戦争があったので、あそこの編集部は「ラノベ界のファルージャ(イラク戦争の激戦地)」と呼ばれていた。実際に人が発狂し、失踪し、死ぬからね! 命名したのは私だけど!
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日
当時からの自著の読者を私がイラクアフガン帰還兵と呼ぶのは、そういうことである。もう一個、おもしろ話。妥当な賠償額を提示したら、当時の社長が「その額は自分が重役会議で突き上げを喰らう。なんでもするから値引きして」と言ったので、雑誌と会社のサイトに一年間の謝罪広告を載せることを取った。1500万円下げたが、移籍騒動で作家に問題があるとされるほうが嫌だったので。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日なお、読者はよく知る鉄板ネタだが、その謝罪広告文は私が書いた。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日
向こうが提示した謝罪文が、会社名を入れて三行という酷いもので「私が納得するような加害者からの謝罪文を、私が自分宛に書き、加害者に渡して発表させ、私が謝罪を受け入れた」のだ。こんな糞経験、人類史で私だけだと思いたい。伸びていたので、ちょっと怖い話。失踪した担当は莫大な損害賠償を恐れ、家財道具に家族を全部置いて逃げた。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月9日
出版社との和解条項の他に「いつか許せる日が来るかもしれないから、見つかったら報告して」とし、数年ごとに問うていた。
14年経過した現在、まだ出版社や家族から彼の生存報告はない。元担当は賠償金の額を想像して失踪したが、サラリーマンが一生頑張れば返せない額ではないし、業務上の損害なので会社が支払ってくれる。もちろん永久に出世できないし、業界内転職もできないが、失踪する必要はない。踏みとどまっていればそれらが分かったのだけど、逃げたから懲戒解雇になっている。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月9日そこまで言って大丈夫かと心配する人もおられますが、和解条項に私がなにを言ってもいいと設定されています。個人名と賠償金の総額を伏せているのは、私の配慮です。
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月9日
というか、時折思い出したように発言して十数年です。向こうが突いてきたら、私もじゃあ逮捕者を出させますが? と相互不干渉。私自身も出版社のこれはおかしいと指摘し、改善しようとはしていたのですが、なにしろ駆け出しの作家ゆえになにもできず。脅迫された締め切りを間に合わせるだけでゲロ吐いてました(相手が勝手に決めた締め切りを破ると、書いても賠償金として印税が消えることになる、という謎システム)
— 浅井ラボ@されど罪人は竜と踊る(小学館刊)等 (@AsaiLabot2) 2020年12月8日
このツイートへの反応
・まさかと辿ったらやっぱあそこかぁ。
可能な限り買いたくないんだけど、作家さんに罪はなからなと毎度複雑。
乗り換えた方のは、新しい出版社のを買い足しますが。
・
「トリニティ・ブラッド」吉田直さんですねー
— アミル犬🚑 (@AMIL016) 2020年12月8日
まあ、読者もなんとなくわかってた事では有ましたが、関係者の方からはっきり言って頂けてすっきりしました
ありがとうございます pic.twitter.com/qKGaVWF1Jg
・これマジならハルヒの新刊が出ないのが作家のせいだけではない可能性もあるのか……(話が枝に続いている
・やっぱり角川はクソなんだなKADOKAWA管轄の作品は避けるようにしていたが正しい判断だったようだな。
・こわっ
あそこって怖いんだね
お取引する時は考えちゃうね
・出版業界悪い噂しか聞いたことないぞ
・され竜懐かしいな
当時「なんで移籍したんだろ?」って不思議に思ってたけどこんなことになってたんだ……こわ
されりゅうは移籍してたせいで新規読者にとって手に取りづいら作品だったわ。当時、移籍した理由とか知らなかったから敬遠しちゃったもん。